皆さんが普段なにげなく目にするあのビルやこのビル。
随分高いなぁなんて思っていたら、もしかすると今回のランキングに入っているかもしれません。
今回は高層ビル、高層建築物の総合高さランキング、トップ10です。
高層ビル(建築物)というと、どんな印象をお持ちですか。
そう、「都会」ですよね。
高層建築物は都市の発展に不可欠な存在でありながらも、その美しさや機能性から多くの人々の注目を集めています。
しかしその反面、高層建築物の持つ課題や問題もあったりします。
存在感が極めて大きな建築物なので、建築する場所や環境によっては、その場所自体の価値や意味を大きく変えてしまうからですね。
最近流行りの持続可能な都市開発を目指す上では、これらの課題に対処し、バランスを取ることが重要ですが、そんなことはどうでもよくて、やはり気になるのはランキング。
高層建築物ランキング トップ10【国内】
国内の高層建築物ランキングは2024年2月現在、以下のようになっています。
東京都墨田区、高さ634m。
日本で一番高い建築物、一番はやはり「スカイツリー」でした。実はスカイツリーは世界で最も高い自立式鉄塔。地震大国の日本で、世界一の高さを維持できていることはすごいですね。高さに関してはビルも含めると、ドバイのブルジュ・ハリファやサウジアラビアで建設中のジッダタワーがその上にあります。
東京都港区、高さ332m。
このランキングに出てくる大半が同じ形容詞になってしまいますが、いわずとしれた「東京タワー」はスカイツリーに次いで二番目の高さです。といってもこの東京タワー、国内では誰もが知る親しみのある(私だけ?)建築物なのですが、実は世界を見渡すとそこまで知られたものではなかったりします。海外のSNSを除いてみると、東京タワーをパリのエッフェル塔と思っている人が多数存在するのを見ることができます。
東京都港区、高さ325.4m。
第二位の東京タワーの目と鼻の先にある、こちらも港区から麻布台ヒルズ森JPタワーが第三位。建物名にもある「森」。その名が示すように、このタワーは緑化に重点を置いた設計がなされています。敷地内に多くの緑地や植栽が配置され、居心地の良さはピカ一(古っ)です。「麻布台ヒルズ」最大の特徴である波打つ形状の低層棟をデザインしたのは、英国のデザイナー、トーマス・ヘザウィック氏です。
大阪市阿倍野区、高さ300m。
あべのハルカスは、横浜のランドマークタワーを抜いてから麻布台ヒルズ森JPタワーに抜かれるまで、日本で一番高い建物として君臨していました。その期間は約5年間(2014年3月7日から2019年2月11日まで)、大阪の高層建築のシンボルとして親しまれてきましたので地域の活性化や観光の振興に貢献するとともに、地元の人々が誇りに思うような存在の建物です。
兵庫県神戸市、高さ298.3.m
高層ビルランキングなどを普段から目にする方にとって、ここは意外かもしれません。明石海峡大橋の主塔です。兵庫県神戸市と淡路市を結ぶ全長3,911メートルの橋の主塔はその高さからも人々を魅了しています。
明石海峡大橋の主塔は、芸術的な側面から見ても、日本建築の傑作の一つといえるかと思います。
神奈川県横浜市西区、高さ296m。
長らく日本一の最高層ビルであった横浜ランドマークタワー。展望台からは、横浜港やみなとみらい地区、さらには富士山や東京スカイツリーまで見渡すことができることで人気です。横浜みなとみらい地区のシンボルとして、存在感は他の高層ビルにも負けず劣らずのものを感じさせます。
東京都港区、高さ265.75m。
かつて東京の繁華街であった虎ノ門の再開発プロジェクトの一環として建設された虎ノ門ヒルズ。虎ノ門ヒルズ森タワーは、そんな虎ノ門ヒルズ複合施設の一部として建設されました。
大阪府大阪府和泉佐野市、高さ256.1m。
りんくうシーサイドスクエアの中心にそびえ立つ、SiSりんくうタワー。このエリアはビーチや海浜公園、大型ショッピングモールなどがあり、家族連れや観光客に人気のスポットです。りんくうシーサイドスクエアの中心にそびえ立つ、SiSりんくうタワー。このエリアはビーチや海浜公園、大型ショッピングモールなどがあり、家族連れや観光客に人気のスポットです。夜景もきれいな、シュッとしたビルといえますね!
大阪市住之江区、高さ256m。
咲洲と書いて、「さきしま」と読みます。別名コスモタワー。1995年に完成の後、2010年に大阪府に譲渡されるまでは、大阪ワールドトレードセンタービルディングという名称でした。大阪ベイエリアのランドマーク的存在です。
東京都港区、高さ255.5m。
7位のステーションタワーと同じプロジェクトから生まれたのが森タワー。森タワーには、高級ホテル「Andaz Tokyo Toranomon Hills」とレジデンスが併設、デザインは建築家のジャン・ヌーベル氏によって手がけられました。
豆知識
7位と10位に出てきた麻布台ヒルズ。こちらは地域を統括する再開発プロジェクトとして開発が行われてきました。日比谷線の新駅開業から、最終的に開業したのがステーションタワーとなっています。高層ビルが乱立して、一層存在感のある街になっています。
次は世界ランキングも見てみよう
ということで、日本国内の高層建築物ランキング、トップ10をお送りしました。
こうやって見ていくと、やはり東京の港区周辺の再開発が特に激しい印象を持ちますね。
大阪の方もやっぱり日本で二番目の規模の都市ということもあって、高層ビルが乱立しています。
このあたりは関東と関西の人からすると、すこしイメージの付きづらいトピックだったかもしれません。
次は世界ランキングもまとめていこうと思っていますので、ぜひチェックしてみてくださいね!
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